シリーズ『匠の技』第三弾!
今回は、以前ブログで紹介いたしました木製玄関ドアの塗装をもう一度詳しくご紹介したいと思います。
建具だけの塗り替えは意外と費用がかかりますが、外壁や屋根と一緒に塗り替えられるとコストをかなり抑えることができます。ただ、職人の実力が問われる木製品の塗装を嫌がる業者も実は少なくありません。
それでは第3回目『木製玄関ドア塗装』よろしくお願いします!!
旧塗膜剥離作業
まずは玄関ドアの旧塗膜を、剥離材を使用して除去していきます。
※剥離剤とは、金属やガラス、プラスチックなどの表面に付着した塗装や塗膜、接着剤などを剥がす薬剤のことです。 剥離剤は主に塗装不良品に再塗装を施す際の前処理や塗装用治具の洗浄に用いられます。目に入らないように!
剥離材で溶けた旧塗膜を、表面を傷つけないようにブラシなどを使ってしっかり洗い流します。
染み抜き(白木戻し)作業
旧塗膜を全て剥がしたら次は染み抜きです。
染み抜きとは木部独特の染み込んだ汚れを取り除く作業です。
ノーベルやレブライトなどの塩素系木部洗浄剤を使用して染み抜きを行います。
今回はノーベルを使用しました。
ケレン作業
180番のサンドペーパーで表面にヤスリをかけていきます。そのあと240番でしっかりとケレンします。
着色作業
そして着色を行います。
使用した材料は和信化学工業のポアーステインです。
塗装しない玄関ドア内側の色になるまで重ね塗りを繰り返して色を近づけていきます。
下地調整と仕上げ
クリヤーを塗る前にサンデングシーラーで木部の吸い込みを止めます。
クリヤーを全面にしっかりと塗装後、乾燥を待って600番のサンドペーパーでケレンします。
完成
3回クリアーを吹き付けてようやく仕上がりました。
最後に養生を撤去して作業完了です。
本日はありがとうございました!次回も楽しみにしています😊
福岡県糟屋郡 玄関ドア塗装1 [1日目]
https://fujiyama-kenso.com/blog-20200818-1597/
福岡県糟屋郡 玄関ドア塗装2 [2日目]
https://fujiyama-kenso.com/blog-20200819-1623/
福岡県糟屋郡 玄関ドア塗装3 [3日目]
https://fujiyama-kenso.com/blog-20200820-1658/
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最後までご覧いただきありがとうございました🙏
それではまた次回。
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