お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県福岡市東区にて行った改修・塗り替え工事のようすから、本日はサッシ周りのコーキング工事作業です。
旧コーキング撤去
外壁の目地などに埋まっているゴムのような部分のことです。建物は台風や地震からくる揺れや歪みをある程度吸収するように建てられています。サイディングなど外壁の継ぎ目に弾性のあるコーキング材を使用することで目地に関節のような働きを持たせ、その伸縮性から外壁のひび割れやズレを予防しています。全体からみれば細い目地ですが意外にも外観や耐久性に大きく関わる部分になりますのでしっかりと下地処理を行う必要があります。
コーキング養生
コーキングは目地に空気が入らないようしっかりと満たす必要があるため充填時にはわざと多めに盛っておいてから押し撫でるという作業を行います。この時はみ出たコーキング材をマスキングテープと一緒に撤去することで美しい目地に仕上げることができます。
旧コーキングを撤去した目地のサッシ周りにマスキングテープを貼って養生完了です。
コーキング打設
まずは目地にプライマーを塗布(下地処理)していきます。
プライマーとはコーキングと目地の密着を良くして剥離を防ぐ接着剤です。
これを小さな刷毛で塗っていきます。
使用した材料はオート化学工業のOP-2019です。
次にコーキングを充填していきます。
目地に空気が入らないようしっかりとコーキング材を満たすため専用のコーキングガンで少し多めに盛っていきます。
使用した材料はオート化学工業のオートンイクシードです。
オートンイクシードの特徴
- 新開発ポリマー採用
特殊高耐久LSポリマーの誕生により経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。経年による硬質化を防ぎ柔らかさを超長期間維持します。 - 耐候性/耐久性
促進耐候性試験(SWOMで検証)において6,000時間を突破するという驚異的な高耐候性を実証しました。 - 防汚機能
新技術CRオリゴマーがシーリング材にありがちな硬化初期のベタツキを軽減し、汚れの付着を大幅に抑えることに成功しました。
充填ならしと養生撤去
目地に盛られたコーキング材を空気を抜くようにしながらヘラで押し撫でていきます。
作業完了
コーキング養生をすべて撤去しました。
以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。
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