お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県春日市にて行った住宅塗装・塗り替え工事のようすから、本日は屋根塗装の上塗りと付帯塗装作業です。

屋根塗装 上塗り

上塗りとは

外観を決定付ける『上塗り』
仕上がりを左右する最終工程、塗料が持つ機能を最大限に引き出すためにも重要です。充分な膜厚を形成することで耐久性がアップし美観を保ちながら遮熱や防汚・防カビといった塗料が持つ効果を長持ちさせることができます。

上塗り作業

まずは屋根の上塗りから。
使用した塗料はアステックペイントの超低汚染リファイン500Si-IR(カラーボンドスレートグレー/8080)になります。

超低汚染リファインシリーズの特徴

  • 超低汚染性
    独自の無機成分配合技術により緻密な塗膜を形成し汚れの付着を防ぎます。この無機成分が持つ極めて優れた親水性(水となじみやすい性質)により塗膜に汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み汚れを洗い流します。
  • 防カビ・防藻性
    アレルギーの原因にもなるカビや美観を損ねる藻の発生を抑え、長期間の美観保持に貢献します。
  • 高耐候性/遮熱保持性
    高耐候型白色顔料を採用することで樹脂の破壊や塗膜の劣化を抑え、優れた可とう性(柔軟性)を有した塗膜が下地の動きなどに対応し塗膜表面のひび割れを抑制します。
  • 遮熱保持性
    一般的な遮熱塗料の欠点(経年とともに付着した汚れが熱を吸収し徐々に遮熱効果が低下してしまう)を克服し長期間にわたって遮熱効果を発揮し続けます。
  • 期待耐用年数
    促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、MF-IRは約20~24年・Si-IRは15~18年が経過しても光沢保持率80%以上を保持することを実証しています。

屋根上塗り完了

屋根の上塗り作業が完了しました。

付帯塗装

付帯塗装とは

住宅塗装における付帯部分とは、屋根と外壁以外のパーツ類を総称しており、雨樋・雨戸・破風板・幕板・水切り・各所モール等がこれにあたりますが、屋根壁の塗り替え工事を行う際には付帯塗装も一緒にセットで行うのが一般的です。

塗装によるメンテナンス(=塗り替え)には美観だけでなく塗膜による保護や塗料による機能を得るというメリットがあります。傷みやすい付帯部分が経年劣化で完全に使用限界に達する前に塗り替えることで素地を長持ちさせながら外観を美しく保つことが出来るのです。

avatar
職人
屋根壁を塗り替えると付帯部分の色褪せや劣化は想像以上に目立ちます。耐久性やコスト面も考慮し、屋根や外壁と一緒に塗り替えることをお勧めします。

下地処理

下地処理(素地調整)とは、塗装前に下地(素地)を整える作業のことです。
経年で固着した汚れや錆などをケレンして除去したり、塗料との密着性を上げるために目粗しも行います。

旧塗膜の不具合(膨れ、浮き、割れ、剥がれ、等)も下地処理で改修してから塗装工程に入ります。塗り替え工事においては『塗膜の内側』の処理になりますので、塗り替え寿命を左右するほど重要な作業です。

塗装作業

下地調整後、塗装作業です。
使用した塗料はエスケー化研のクリーンマイルドシリコンになります。

クリーンマイルドシリコンの特徴と機能

  • 超低汚染性
    セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
  • 超耐久性
    耐候形1種に相当する性能を示します。
  • 防かび・防藻性
    特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
  • 透湿性
    透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
  • 幅広い下地適用性
    弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
  • 環境に優しい
    溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

作業完了

付帯塗装①が完了しました。

以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。

avatar
スタッフ
次回作業予定 引き続き付帯塗装・ベランダ防水塗装 etc…
フジヤマ建装について

当社では熟練した職人がお客様の対応にあたっております。
ご相談から現地調査、お見積り・ご商談、施工、アフターフォローまでを一貫して職人が行う自社施工店ならではのプランが好評。春日はもちろん、福岡・佐賀の住宅塗装ほか、お住まいに関することなら何でもお気軽にご相談ください。