お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県春日市にて行った住宅塗装・塗り替え工事のようすから、本日は外壁アクセント面の中塗りと屋根の下塗り作業です。

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新人スタッフ
こちらのお客様邸はサイディングの形状別(ベース面/アクセント面)ツートンカラー仕上げになります!

外壁アクセント面 中塗り

中塗りとは

塗装の基本『下塗り・中塗り・上塗り』
中塗りはちょうど真ん中にあたる工程で、あまり重要ではない印象があるかもしれませんが、実は塗膜に厚みを持たせるという大切な役割があります。

膜厚は外観だけでなく耐久性にも影響するため、色付き塗料では仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的です。厳密には『下塗り・上塗り(1回目)・上塗り(2回目)』となりますが、塗り替え工事の工程を分かりやすく伝えるため、中塗り(=上塗り1回目)という塗装用語がよく使われています。

中塗り作業

外壁アクセント面の中塗りです。
使用した塗料はアステックペイントの超低汚染リファイン1000Si-IR(カラーボンドアイアンバーグ/8074)になります。

超低汚染リファインシリーズの特徴

  • 超低汚染性
    独自の無機成分配合技術により緻密な塗膜を形成し汚れの付着を防ぎます。この無機成分が持つ極めて優れた親水性(水となじみやすい性質)により塗膜に汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み汚れを洗い流します。
  • 防カビ・防藻性
    アレルギーの原因にもなるカビや美観を損ねる藻の発生を抑え、長期間の美観保持に貢献します。
  • 高耐候性/遮熱保持性
    高耐候型白色顔料を採用することで樹脂の破壊や塗膜の劣化を抑え、優れた可とう性(柔軟性)を有した塗膜が下地の動きなどに対応し塗膜表面のひび割れを抑制します。
  • 遮熱保持性
    一般的な遮熱塗料の欠点(経年とともに付着した汚れが熱を吸収し徐々に遮熱効果が低下してしまう)を克服し長期間にわたって遮熱効果を発揮し続けます。
  • 期待耐用年数
    促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、MF-IRは約20~24年・Si-IRは15~18年が経過しても光沢保持率80%以上を保持することを実証しています。

中塗り完了

外壁アクセント面の中塗り作業が完了しました。

屋根下塗り

下塗りとは

塗装における下塗りとは、素地と上塗り(仕上げ)塗料との密着を高め仕上がりを良くする役割のほか、塗料が持つ機能や効果を付加するためにも必要な基本となる工程です。塗り替え工事においては傷んだ屋根の塗料の吸い込みを防ぐためにも行われます。

屋根は1年中、雨風や紫外線からお住まいを守り続けており経年劣化は避けられません。傷やひび割れなど蓄積したダメージは素地をスポンジのようにしてしまうため、最初から上塗りをしてしまうと均一な塗膜が形成できず塗料の機能を充分に発揮することができません。さらには色ムラや艶ムラなど美観を損なう原因にもなります。

素地の種類や状態、お住まいの環境などしっかりと見極めたうえで下塗り材を選び、下塗りを行うことが最高な仕上がりへの近道であり着実な方法です。

下塗り作業

続いて屋根の下塗りです。
こちらはアスファルトシングル屋根のため、専用の下塗り材・オリエンタル塗料工業のオリトベースを使用します。

オリトベースの特徴と機能

  • 用途
    薄形化粧スレートや波形スレート、アスファルトシングル用水系下地調整材。
  • 性能
    高い耐久性を発揮する付着性能に優れた高品質な薄膜タイプのプライマーです。
  • 特徴
    塗り替え時期を迎えた基材表面の荒れ具合にはバラツキがあり、塗料の吸い込み具合に差が生じてムラになりやすいという不具合を改善します。

作業完了(乾燥中)

屋根の下塗りが完了しました。

以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。

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スタッフ
次回作業予定 外壁アクセント面上塗り・屋根中塗り etc…
フジヤマ建装について

当社では熟練した職人がお客様の対応にあたっております。
ご相談から現地調査、お見積り・ご商談、施工、アフターフォローまでを一貫して職人が行う自社施工店ならではのプランが好評。春日はもちろん、福岡・佐賀の住宅塗装ほか、お住まいに関することなら何でもお気軽にご相談ください。