お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県福岡市中央区にて行った住宅塗装(塗り替え)アパート改修工事のようすから、本日は屋根の中塗りと付帯塗装作業1回目です。

屋根中塗り

中塗りとは

塗装の基本『下塗り・中塗り・上塗り』
中塗りはちょうど真ん中にあたる工程で、あまり重要ではない印象があるかもしれませんが、実は塗膜に厚みを持たせるという大切な役割があります。

膜厚は外観だけでなく耐久性にも影響するため、色付き塗料では仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的です。厳密には『下塗り・上塗り(1回目)・上塗り(2回目)』となりますが、塗り替え工事の工程を分かりやすく伝えるため、中塗り(=上塗り1回目)という塗装用語がよく使われています。

今回使用した塗料はアステックペイントのスーパーシャネツサーモSiです。
特殊無機顔料の使用により高い遮熱性を実現し、色あせしにくく美観を長期間保持する高機能の屋根用シリコン樹脂塗料です。

スーパーシャネツサーモシリーズの特徴

  • スーパーシャツサーモの新技術
    チタン複合特殊無機顔料(特殊無機顔料)を使用したラジカル制御技術を採用。これにより樹脂が破壊されにくく劣化を抑えることに成功しました。
  • 高い遮熱性
    近赤外線を効果的に反射することで熱による塗膜の劣化を抑制。室内の温度上昇を抑え生活環境を快適にします。
  • 高耐候性
    紫外線や雨風などの劣化要因に対して強い耐候性を発揮。促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、シリーズSiは4,000時間経過後(13~16年相当)、シリーズFは5,000時間(16~20年相当)も光沢保持率80%以上という結果が出ています。
  • 変退色防止性
    色の変化が起こりにくい特殊無機顔料を使用しているため屋根色の変色や退色のリスクを大幅に低減。塗り替え後の美しい色彩を長期間維持します。

中塗り完了

スーパーシャネツサーモSiをすみずみまで塗装いたしました。
しっかりと乾燥させ、次回の上塗り工程に備えます。

付帯塗装

付帯塗装とは

住宅塗装における付帯部分とは、屋根と外壁以外のパーツ類を総称しており、雨樋・雨戸・破風板・幕板・水切り・各所モール等がこれにあたりますが、屋根壁の塗り替え工事を行う際には付帯塗装も一緒にセットで行うのが一般的です。

塗装によるメンテナンス(=塗り替え)には美観だけでなく塗膜による保護や塗料による機能を得るというメリットがあります。傷みやすい付帯部分が経年劣化で完全に使用限界に達する前に塗り替えることで素地を長持ちさせながら外観を美しく保つことが出来るのです。

下地処理

まずは下地処理から。
下地処理(素地調整)とは、塗装前に素地を整える作業のことです。
経年で固着した汚れや錆などをケレンして除去したり、塗料との密着性を上げるために目粗しも行います。

旧塗膜の不具合(膨れ、浮き、割れ、剥がれ、等)も下地処理で改修してから塗装工程に入ります。塗り替え工事においては『塗膜の内側』の処理になりますので、塗り替え寿命を左右するほど重要な作業です。

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新人スタッフ
下の写真はサンドペーパーを使い階段笠木をケレン・目粗ししているところです!

付帯部 塗装作業

下地処理後、塗装作業に入ります。
付帯部も外壁塗装と同じく上塗材を2回塗りで仕上げていきます。
使用した塗料はエスケー化研のクリーンマイルドシリコンです。※使用塗料参考写真

クリーンマイルドシリコンの特徴と機能

  • 超低汚染性
    セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
  • 超耐久性
    耐候形1種に相当する性能を示します。
  • 防かび・防藻性
    特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
  • 透湿性
    透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
  • 幅広い下地適用性
    弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
  • 環境に優しい
    溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。

1回目 塗装作業完了

付帯部分1回目の塗装作業が完了しました。
しっかりと乾燥させて、次回2回目の付帯塗装作業に備えます。

以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。

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スタッフ
次回作業予定 屋根上塗り・付帯塗装続き etc…
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