お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県糟屋郡にて行った住宅塗装・塗り替え工事のようすから、本日は外壁塗装の中塗りと屋根塗装の下塗り作業です。

外壁塗装:中塗り

塗装の基本『下塗り・中塗り・上塗り』
中塗りはちょうど真ん中にあたる工程で、あまり重要ではない印象があるかもしれませんが、実は塗膜に厚みを持たせるという大切な役割があります。

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職人
膜厚は外観だけでなく耐久性にも影響するため、色付き塗料では仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的です。厳密には『下塗り・上塗り(1回目)・上塗り(2回目)』となるのですが、塗装工程を分かりやすく表現するため「中塗り」という塗装用語がよく使われています。

それでは外壁塗装の中塗りを見ていきます。
使用した塗料はアステックペイントのフッ素REVO1000-IRです。

フッ素REVO1000-IRの特徴と機能

  • 主な特徴
    従来の一液水性フッ素塗料を凌ぐ耐候性を実現したハイクラスフッ素塗料シリーズです。
  • 低汚染性
    表面が強靭な層で作られているフッ素樹脂の使用により、汚れが付着しにくく他社の同等製品を上回る低汚染性を発揮します。
  • 遮熱性
    チタン複合遮熱無機顔料の使用により近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成。室内の温度上昇を抑え生活環境の快適化に貢献します。
  • 遮熱性比較実験
    高い日射反射率で近赤外線を反射する遮熱性を有し、一般フッ素塗料に比べて約9℃の温度差が発生。高い遮熱性を発揮することが確認されました。
  • 防カビ性・防藻性
    ”JIS Z 2911” かび抵抗性試験方法および藻抵抗性試験に合格(社内試験・規格)。カビ・藻の発生を抑え、建物の美観維持に貢献します。
  • 期待耐用年数
    促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、約16~20年経過後も光沢保持率80%以上を保持することを実証しています。
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新人スタッフ
こちらは『フッ素REVO1000』に遮熱性を付与した外壁用遮熱塗料で、高耐候型ハイクラスフッ素塗料(-IR)になります!
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職人
2階はウィザードコッパー(8078)、1階はチャコール(8079)で塗装していきます。
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新人スタッフ
階の上下で色を分けたツートンですね!オーソドックスな配色も根強い人気を誇っていますが、オリジナリティ溢れる配色も最近は増えてきていますね!!

屋根塗装:下塗り

塗装における下塗りとは、素地と上塗り(仕上げ)塗料との密着を高め仕上がりを良くする役割のほか、塗料が持つ機能や効果を付加するためにも必要な基本となる工程です。

塗り替え・屋根塗装工事においては傷んだ屋根の塗料の吸い込みを防ぐためにも行われます。
屋根は1年中、雨風や紫外線からお住まいを守り続けており経年劣化は避けられません。傷やひび割れなど蓄積したダメージは素地をスポンジのようにしてしまうため、最初から上塗りをしてしまうと均一な塗膜が形成できず塗料の機能を充分に発揮することができません。さらには色ムラや艶ムラなど美観を損なう原因にもなります。

それでは屋根塗装の下塗りです。
使用した塗料はエスケー化研のマイルドシーラーEPOになります。

マイルドシーラーEPOの特徴

  • 浸透・固着性が高く、下地の補強効果に優れています。
  • ­強溶剤タイプと比較して臭気が低く、環境に優しい設計です。
  • ­水分や炭酸ガスの浸入を防ぎ、セメントモルタルやコンクリートなどの中性化を防ぎます。
  • 旧塗膜との密着性に優れています。

ローラーでしっかりと塗装していきます。
経年劣化で傷んでしまった屋根にたっぷりシーラーを吸わせることで、このあと行う中塗り・上塗りでの塗料の吸い込みを防ぎます。同時に下地の補強効果と上塗り材との密着性を高めていくことで、耐久性と美観の向上を図ります。

以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。

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スタッフ
次回作業予定 外壁上塗り・屋根中塗り etc…
フジヤマ建装について

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