お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県福岡市中央区にて行った住宅塗装・塗り替え工事のようすから、本日は外壁ダブルトーン仕上げ面の上塗り作業1回目です。

上塗りとは

外観を決定付ける『上塗り』仕上がりを左右する最終工程、塗料が持つ機能を最大限に引き出すためにも重要です。充分な膜厚を形成することで耐久性がアップし美観を保ちながら遮熱や防汚・防カビといった塗料が持つ効果を長持ちさせることができます。

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職人
こちらの外壁塗装は『タイル調サイディング面をダブルトーン仕上げ』『御影石調サイディング面はグラナートSP施工で石調仕上げ』に塗り替えます。一般的な塗り替え工事の工程とは若干異なりますが、塗りつぶし以外の外壁塗装でクリヤー塗装を行えない場合や、元のサイディングの形状を活かしたい場合などにおすすめしたい工法です。

ダブルトーン面の上塗り

タイル調の外壁上塗りを行います。
使用した塗料は中塗りと同じくアステックペイントの超低汚染リファイン1000MF-IRです。※モカ(8088)

超低汚染リファインシリーズの特徴

  • 超低汚染性
    独自の無機成分配合技術により緻密な塗膜を形成し汚れの付着を防ぎます。この無機成分が持つ極めて優れた親水性(水となじみやすい性質)により塗膜に汚れが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み汚れを洗い流します。
  • 防カビ・防藻性
    アレルギーの原因にもなるカビや美観を損ねる藻の発生を抑え、長期間の美観保持に貢献します。
  • 高耐候性/遮熱保持性
    高耐候型白色顔料を採用することで樹脂の破壊や塗膜の劣化を抑え、優れた可とう性(柔軟性)を有した塗膜が下地の動きなどに対応し塗膜表面のひび割れを抑制します。
  • 遮熱保持性
    一般的な遮熱塗料の欠点(経年とともに付着した汚れが熱を吸収し徐々に遮熱効果が低下してしまう)を克服し長期間にわたって遮熱効果を発揮し続けます。
  • 期待耐用年数
    促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、MF-IRは約20~24年・Si-IRは15~18年が経過しても光沢保持率80%以上を保持することを実証しています。
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職人
ダブルトーン(工法/仕上げ)とは、外壁色と目地色を明暗二色の配色にすることで外壁模様の立体感を際立たせる塗装技術です。中塗りは目地色を全体に塗装し、上塗りでは短毛ローラーを斜めにあててタイル調サイディングのタイル部分のみ塗装しています。この上塗りを惰性で行うと目地に塗料が入り込んでしまうので、繊細かつ慎重に作業を進める必要があります。
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新人スタッフ
なるほど!目地を残してタイル部分だけをローラー塗りしているんですね?!ここまでの工程を見ると、一般的な単色で塗りつぶす塗り替え工事よりも工程数が多いように感じますが、それだけ価値のある仕上がりになりそうです!!
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職人
はい。目地に陰影が加わることで、高級感のあるタイル調に仕上がります。アクセントとして一部分のみダブルトーンを施工するのもおしゃれですよ。

作業完了(乾燥中)

タイル調外壁、ダブルトーン面の上塗り1回目が完了しました。

以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。

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スタッフ
次回作業予定 外壁ダブルトーン工法② etc…
フジヤマ建装について

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