お疲れ様です😊
ただいま連載中の福岡県大野城市にて行った住宅塗装・塗り替え工事のようすから、本日は屋根塗装の下塗りと中塗り、付帯塗装作業です。
屋根下塗り
塗装における下塗りとは、素地と上塗り(仕上げ)塗料との密着を高め仕上がりを良くする役割のほか、塗料が持つ機能や効果を付加するためにも必要な基本となる工程です。今回使用した下塗材はアステックペイントのサーモテックシーラーになります。
サーモテックシーラーの特徴
- 耐久性
弱溶剤形二液エポキシ系屋根外壁用遮熱下塗材です。上塗り材との密着を高め塗料の吸い込みを防ぎ、高性能な塗膜を形成します。 - 遮熱性
赤外線を反射する顔料を使用しています。上塗りにも遮熱塗料を併用することで相乗効果を得ることができます。効果測定実験では屋根表面温度が15℃、室内温度は3℃下げることに成功しています。 - 対応素材
さまざまな下地に対応(コンクリート,モルタル,ALC,窯業系サイディング,波形スレート,セメント瓦,カラーベスト)
塗り替え工事においては傷んだ屋根の塗料の吸い込みを防ぐためにも行われる下塗り。屋根は1年中、雨風や紫外線からお住まいを守り続けており経年劣化は避けられません。傷やひび割れなど蓄積したダメージは素地をスポンジのようにしてしまうため、最初から上塗りをしてしまうと均一な塗膜が形成できず塗料の機能を充分に発揮することができません。さらには色ムラや艶ムラなど美観を損なう原因にもなります。
屋根中塗り
塗装の基本『下塗り・中塗り・上塗り』
中塗りはちょうど真ん中にあたる工程で、あまり重要ではない印象があるかもしれませんが、実は塗膜に厚みを持たせるという大切な役割があります。
スーパーシャネツサーモシリーズの特徴
- スーパーシャツサーモの新技術
チタン複合特殊無機顔料(特殊無機顔料)を使用したラジカル制御技術を採用。これにより樹脂が破壊されにくく劣化を抑えることに成功しました。 - 高い遮熱性
近赤外線を効果的に反射することで熱による塗膜の劣化を抑制。室内の温度上昇を抑え生活環境を快適にします。 - 高耐候性
紫外線や雨風などの劣化要因に対して強い耐候性を発揮。促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、シリーズSiは4,000時間経過後(13~16年相当)、シリーズFは5,000時間(16~20年相当)も光沢保持率80%以上という結果が出ています。 - 変退色防止性
色の変化が起こりにくい特殊無機顔料を使用しているため屋根色の変色や退色のリスクを大幅に低減。塗り替え後の美しい色彩を長期間維持します。
膜厚は外観だけでなく耐久性にも影響するため、色付き塗料では仕上げの上塗り材を2回塗るのが一般的です。厳密には『下塗り・上塗り(1回目)・上塗り(2回目)』となるのですが「中塗り」という塗装用語がよく使われています。
付帯塗装
住宅塗装では屋根と外壁以外のパーツを付帯部分と呼び、雨樋や雨戸・破風板などがこれにあたりますが、屋根壁の塗り替え工事を行う際には付帯塗装も一緒にセットで行うのが一般的です。
クリーンマイルドシリコンの特徴と機能
- 超低汚染性
セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。 - 超耐久性
耐候形1種に相当する性能を示します。 - 防かび・防藻性
特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。 - 透湿性
透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。 - 幅広い下地適用性
弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。 - 環境に優しい
溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。
以上で作業は完了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた明日。
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